Saturday, October 22, 2011

日々|真贋を考えるコスト ~micro SDHC 偽物を見分ける

右上の6の記号が「クラス6」を表す
ヤフオクでKingston 32G micro SDHCカードを落札した。落札後に中文簡体字のパッケージであることに気付き、出品元の好意で本体写真を送ってもらうと2つのことが分かった。
  • Kingson社のラインナップにないはずのクラス6規格のカードであった。 
  • パッケージの整理番号が主に2G4Gの容量に割り当てられている番号であった。

結局、偽物とは断定できないがその疑いが強いため落札を辞退させてもらった。友人にそのような話をすると壊れたSanDisk 16G micro SDHCカードを譲り受けた。これもクラス6。同じ要領で調べるとSanDiskにクラス6規格の同製品はなかった。

精巧な偽物だが、なぜここだけはメーカーのラインナップにないクラス6なのか。

SDカードの「クラス」はデータの転送速度を表すため、クラスが上がるほど性能が良いと言える。32G16GmicroSDカードでは主流がクラス4のため、有名メーカーのクラス6カードが格安という触れ込みならば店頭で有利に捌ける。買う人はメーカーのラインナップを知らないのだから、素早く捌いて儲る目的に適っている。偽物としての筋は通っているのである。

・・・と感心してみたが、買い手や売り手の真贋の判定にかける時間や不愉快さを考えると、偽物が横行する社会の取引コストは高いと言わざるを得ない。

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