今日は大根とほうれん草の芽を若干間引き、ジャガイモの追肥をする。間引きにおいては勢いのある芽だけを残し、株と株の間を整える。無慈悲な所業ではあるが、手を入れなければ収穫は寂しいものになる。
この手入れは日本における自然と人間の付き合い方の基本である。生態系の豊かさという意味でも、手付かずの森林と田畑雑木林の山村では後者が勝る。人間の手入れを前提に暮らす動植物も多いのだ。これは取り立てておかしなことではない。人間もまた自然のごく一部であるからだ。
世の中も同じようなもので、多くの人の手入れがなければ人はまともに育たない。アナロジーでなく、簡単な事実である。畑の手入れから学ぶことは畑にとどまらない。

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