Monday, May 20, 2013

日々|空いた時間に携帯をいじるのをやめて、本を読むことにしたら・・・

今年も細々やってるぜよ! 畑。
ここのところ、本を読んでおりまして。

小飼弾氏の『本を読んだら自分を読め』は、自分もさらに本好きになってしまう暖かい本でした。ほっこり。おかげで、小松左京氏の短編に出会いました。

古賀茂明氏の『官僚の責任』は、元お役人様らしいソリッドなかきぶり。官僚システムの病理は、組織の仕組みとマインドにあるようです。官僚さんがどんなに頭が良くても、これを打破するのは政治リーダーにしかできません。

Tyler Mitchell 氏の『Web Mapping Illustrated』は、趣味のお勉強に使っています。4年前の本なので指定されたデータ元のリンクが切れていたりと、なにかと手さぐりで進めています。そのうち、面白い動きにつながればいいなぁ。

と、小飼氏の読んだ本を記録しよう! につられて書いてみました。

Sunday, May 12, 2013

本|女性があっての男の子だもの ~ 真保裕一 『ローカル線で行こう!』



小説を耽読しまして。

友人に勧められた 真保裕一氏『ローカル線で行こう!』(講談社)。

おもしろくて、一気に読みました。

ざっくりとした話の筋はこんなかんじ。
どこにでもありそうな沈滞した赤字ローカル線のもりはら鉄道。そこに、ナンバーワン 新幹線アテンダント(売り子)で若干30歳の篠宮亜佐美が社長として着任する。県庁から送り込まれた副社長の鵜沢哲夫、篠宮を見出したもりはら鉄道 会長の五木田を振り回しながらも、アイデアと果敢な実行力で業績を回復させていく。
そんな回復途上のもりはら鉄道を襲う、火事や車両へのいたずらなどのトラブル。その裏には、隠された意図があった。
・・・とまぁ、ミステリー仕立て。事件がどんどん起こるので、飽きませんでした。

個人的に、これは鵜沢哲夫の成長の物語なんだなぁと感じました。

篠宮亜佐美は新しいアイディアで人を巻き込んで、どんどん業績を上げていくのですが、キャラクターとしてはすでに「完成」された存在のようです。逆に、篠宮を触媒として、鵜沢はお役人思考から自由になっていきます。

にしても、沈滞した職場の復活劇。民放ドラマ並みにご都合主義じゃないかなぁと思えなくもないのですが、実際の企業でも社長がちゃんとした人になると劇的に変わります。

人間組織の魔法。

そんな面白さも秘めた、エンターテイメント小説でした。

Saturday, May 4, 2013

日々|工芸のGWにゆこもりへ行く

なんだかいいなと思ったので・・・ゲット
松本 浅間温泉の「ギャラリー ゆこもり」にいきまして・・・。

芸術・文学方面に疎いわたくしめが、なぜそんなハイカラなところを知っているのかというと、商店街でお世話になった方のご紹介がきっかけ。

お庭が素晴らしいギャラリーで、さらに亭主の方が本当にステキ。

当日は、ウエダキヨアキ展で開廊してまして、亭主ともお話ができていい時間を過ごさせていただきました。

色々お話をお聞きして、柳宗悦氏の『民藝とは何か』を読み直しました。青空文庫で読めますよ!

柳氏が日常使われている道具にも「美」があると「再発見」して、世の認識を改めたように、ギャラリストもまたモノの美しさを提示していくお仕事なんだなと、改めて納得。

作り手と受け手がインターネットを介して直に繫がる流れもある中で、その中間に入るプロデューサー的仕事の意義はあらゆる場面で厳しく問い直されている訳ですが、そんな切り口もあるよなぁと・・・。

「美しさを引き出す」「美しさを発見する」、これは確かな目を持った人にしかできない仕事だよなぁ。

と、考えたところで、最後に適当に引用してみます。

天才を崇め、非凡を讃える心に誤りはありません。ですが一度それが天才ならざる者、凡庸な者への否定を伴うなら、許すべからざる誤謬に陥るのです。
柳宗悦 『民藝とは何か』