Tuesday, November 22, 2011

日々|過去に伸びる意欲

少し昔なら、オヤジが会社人間となり経済を運営していたと言って良かった。しかし、そのような時代でも需要は「女性」や「若者」側にあり、オヤジ自身ではなかった。
オヤジ達が「欲望」として発見するフロンティアは、「オヤジになった現在」ではなく、「オヤジになる前の過去」にしかないのです。  (橋本治 『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』 2005 集英社)
ある年配の方から事業の青写真を聞いた。確かに、その方の能力ならば比較的大きな事業になる気がした。しかし、不思議と魅力を感じない。なぜかを考えた結果、橋本治の一説に行き当たった。 その方の意欲は過去に向かって伸びている。確かに成功するだろうが、昔かけたレコードをもう一度きれいにかけようとするような、そんな意欲だとわかった。そして、過去築いたような社会との関係性を求めているのであって、未来では無いのかもしれないように思えた。

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