Monday, April 9, 2012

書評|吉越浩一郎 『仕事ができる社員、できない社員』 三笠書房 2011

吉越浩一郎
仕事ができる社員、できない社員』
吉越氏は下着メーカーのトリンプ日本法人社長として長期にわたる増収増益を達成する一方、残業をさせない経営や社員の業務効率を上げるために電話や打ち合わせを一切しない「がんばるタイム」の導入などで注目を集めた経営者である。本書は吉越氏が長年実践してきた仕事のポイントや、社長時代に評価した仕事像をTIPS形式で紹介している。

吉越氏は合理の人である。その著書では「デッドライン」を仕事に設定し、無駄なことを極力排除して集中して仕事をすることが一番経営効率を高めることが必ず紹介されている。本書では、以上に加え経営に携わる人間に必要な習慣や能力といった要素を紹介している。

本書の内容自体は、よくある自己啓発本である。そこに吉越氏の積年の主張である、「ワークライフバランスの厳格な峻別」を付け加えると、エッジの利いた内容となる。職業人としての人生、夫や父としての人生を共に充実させるためのヒントとなると思う。


評価:★★☆  (★★★:とても良い ★★☆:良い ★☆☆:普通 ☆☆☆:好きな人向け)
寸評:合理の人であるから、内容にエッジが利いている。弱肉強食が嫌いな人はおすすめできない。
参考リンク: amazon: 仕事ができる社員、できない社員

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