まき割りの手伝いのつもりで畑へ出たが、今日は師匠筋の友人の山荘を見るとのこと。
建設屋の社長と言うより、大工の棟梁と言うべき御仁は、ミカン畑の広がる斜面に手作りの山荘を持っている。建設廃材を利用して10年間、休日を利用して少しずつ建てたそうだ。手作りと言ってもプロが自分のために拵えるのだから、出来は普通の家よりはるかに良い。
この土地のご老侯達は、こうした趣味を「遊び」とか「いたずら」と言う。例えば「ちょっといたずらしてピザ窯を作った」と言って、普通の料理屋にあるピザ窯ができてしまったりする。発想の伸びやかさ、行動の大きさは、風土がなせる技なのかもしれない。
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