Sunday, October 21, 2012

日々|スイッチを押すのは誰なのか

小湊鉄道にしびれる。
■ やる気スイッチ

  「やる気スイッチが入らない」と一言残して電車に乗る。

 目的地はない。人ごみに出るのは嫌だし、さりとて誰もいない駅で降りるのもなにか違う気がする。

 車窓から海の眺めを楽しむより他はない。

 ぼんやり景色を眺めながらウトウトすると、見えない誰かがスイッチを押してくれたらしく、読書を開始する。カバンに重い書籍を入れているのはハッタリではない。1カ月の間の2日間くらいは・・・。

 読書と言えば、学生時代には池袋の皇琲亭で800円の珈琲をすすって本を読んだり論文を書いていた。今、ドトールにて200円のアメリカン珈琲を所望すれば2時間粘れる。

 「下部構造(経済)が上部構造(自分の社会的行動)を規定するんです」といった髭の大将の言葉は至言である。

 結婚して自由に使えるお金が減った話・・・ではなくて、暮らしがどんどんシンプルになっている話である。

 決して、相模湾にむなしくこだまする何かではない。


■ 朋遠方より来る

 遠方の友人の来訪がある。

 あの人には勝てない的な何かを持つ御仁で、生活資材どころかエロ本まで拾い物であった彼の生活力には畏敬を抱くより他はない。学生時代の話だけれども・・。

 そんな友人も、娘もできて、四国の大学教員である。

 物理学者 長岡半太郎は「何々になりたい者は多いが、何々をしようという者は少ない」と言った。御仁のように友人連中は後者が多い。仕事だと前者をよく見かける。が、別にどちらでもいいのである。

 なにより、「やる気スイッチ」とか言っている自分はなんにもしていない。

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